R-TYPEⅢ【感想・レビュー】
【SFC】
R-TYPEシリーズ３作目。今作はアーケードからの移植ではなくスーパーファミコンオリジナルの作品となった。
今作ではフォース（補助兵装）は３種類から選べるようになったぞ。
３種類のフォースはそれぞれ武器や性能に個性があり、選んだものによって運用方法が変わってくる。
自機も強化され、波動砲は大きくパワーアップ。
これで強敵との戦闘を楽しむぜ！っと言いたかったのだが…R-TYPEⅡの路線を引き継いだのか、今作でもやはり初見殺しが満載。
いきなり画面が高速スクロールしたと思ったら地形が迫ってきたり…
上から出てくるビームの進行ルート＆タイミングを覚えないとどうしようも場面や、ボス戦の途中でいきなり画面が逆スクロールして地形を避けることになったり…
とにかく覚えるしかない個所が多く、初見殺し＆戻されてやり直しが延々と続く理不尽な内容だ。一応、コンティニューは無限なので頑張ればいつかはクリアできるようにはなっているが…
ちなみに敵はかなり弱く、ボスも一部を除けば弱い。せっかくフォースが３種類あってそれぞれ個性があるのに、なんか敵と戦ってるって感じじゃなくて地形と戦ってる感があって燃えない。
まあ覚えてしまえば１周目は簡単なのだが…敵を倒すためにパターン構築ならいいけど初見殺しを避けるためのパターン構築はしんどいなぁ。
ちなみに２周目以降は敵の攻撃＆防御が大幅アップして前作に匹敵する難しさなので注意！
ゲームバランス的には前作よりもかなり簡単になったが、初見殺しの多い覚えゲーなところは変わらないので決して良くなったとは言えない。初見殺し→戻されてやり直し→次の初見殺しポイントで死ぬ→戻されてやり直しのパターンでストレスフルなので個人的にはおススメしない。覚えゲー好きには良作かもしれないが。せっかくフォースが３種類になったんだから地形じゃなくて敵と戦わせてくれよ！あ、BGMはいいゾ。
スコア：５７点（１００点中）判定：凡ゲー
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あくまでも個人の感想なのであしからず。
