GUN-DEC【感想・レビュー】
【FC】
ファミコンのカセットは現在だと数万円にまで高騰してしまっている超プレミアゲームだが、ニンテンドースイッチオンラインに加入していれば無料で遊ぶことができる。
ファミコンのゲームの中ではビジュアルシーンはかなりしっかりしているほう。
ハードボイルドな王道ストーリーが展開していく。
剣、銃、手榴弾の3種類の武器を切り替えることが出来るのが今作の特徴。銃と手榴弾は敵が落とすアイテムを拾うと残弾が補充されていく。
横スクロールアクションの他にも、カーアクションや…
ガンシューティングなどのステージも用意されているのはなかなか面白い。
プレイした感覚は忍者龍剣伝に似ている、というかパクリと言われているのは有名な話。
忍者龍剣伝同様、突然敵が飛び出してきてダメージ〜死亡となる初見殺しもあるが、本家に比べると難易度的にはかなりマイルド。
それでも、なるべくなら巻き戻しや途中セーブができる環境でプレイしたい内容ではある。
反対に、ボス戦は良く出来ている。何も考えずに戦うとボコボコにされてしまうが、ボスの動きを見極めて戦うとあまりダメージを受けずに倒すことも可能。
これはボスの動きを覚えて練習してもどうにもならない忍者龍剣伝とは大きく違う点だ。ただし、死亡してコンティニューすると銃や手榴弾の残弾はなくなってしまうため、ボス前などで途中セーブができる環境が推奨される。
反射神経やテクニックではどうしようもない初見殺しもある程度あるため、良作とまでは言えないが、ファミコンのアクションゲームの中では上位に入るだろう。
アクションゲームとしては普通に楽しい部類。特にボス戦はよく出来ている。敵の配置や出現のタイミングを知らないと必然的にダメージ~死亡となる場面もあるが、本家(忍者龍剣伝)よりもゲームバランスが良く遊び易い。途中セーブや巻き戻しが使える環境で遊ぶならかなりオススメできる作品。
スコア:74点(100点中)判定:佳作
(↑アマゾン商品ページ)
あくまでも個人の感想なのであしからず。