SAKURA DUNGEON【感想・レビュー】
【PC】
主にビジュアルノベルを製作しているインディーデベロッパーのWinged CloudによるダンジョンRPG。モンスターなども含めてキャラクターは全て女の子しか登場しない。steamでは全年齢対応のゲームとして売られているが、開発者が無料で公開しているパッチを適用すればなんと18禁仕様に!残念ながらゲーム内の言語は今のところ英語のみで日本語では遊べない。※当然ながらこのブログでは成人向け部分の画像は公開していないぞ!気になる人は自分の目で確かめてほしい!
狐っ娘が目を覚ますとそこはダンジョンの一室であった。どうやら眠っている間に数百年の時が流れているようだ。そして目の前には自分を倒そうと襲い掛かって来る冒険者が!
眠っていた間に魔力が衰えているとはいえ冒険者を倒して従わせ、それから街にテレポートするくらいの力はあったらしい。
狐っ娘はダンジョンマスターでこの街の人たちは実は全員手下のモンスターなのであった。しかしいつのまにかダンジョンは何者かに乗っ取られているとのこと。
私のダンジョンを取り返さなきゃ!ということで冒険が始まる。
ダンジョン探索部分は何の変哲もないシンプルなDRPGだ。
特徴的なのは戦闘。通常攻撃という概念がなく敵を攻撃するには何かしらの技を使わないといけないのだが、それにはAP(アクションポイント)が必要だ。APが低くなると技が使えなくなるほか、敵に狙われやすくなる。APは毎ターン自動回復するほか、ガードをして大幅に回復することもできる。
仲間を増やす方法は敵の体力を減らしてからキャプチャーの魔法で捕まえて従わせるのが主になる。
モンスターを仲間にできるDRPGというのはさほど物珍しいものではないが、仲間になるキャラは40名以上でそのほとんどに専用のイベントCGが用意されている。1980円のインディーゲームということを考えれば高く評価できるところだろう。
敵味方問わず体力が低いときにダメージを受けると服が破け、回復力が下がってしまう(パッチを適用していれば全部見えます)。
イベント戦の後には一枚絵が表示されることも。パッチを適用済みだと(以下略)。
各レベルの最後にはもちろんボスが待ち受けている。全体のゲームバランスは悪くはないのだが、回避率の高いキャラやシールド系の能力を持ってるキャラが強すぎると感じたので良いとも言えない。オート&スキップが可能なので1回の戦闘時間はそこまで長くはないが、エンカウントがちょっと多すぎる気もする。
会話イベントの数はかなり多い。文章自体は簡単なので理解するのに高い英語力は必要ないが、全体の文章量は意外と多いので英語が全くダメと言う人は注意。
ダンジョン内で服を見つけるとコスチュームチェンジできる要素もあったりと、萌えゲー好きは楽しめる内容ではないだろうか。
キ、キマシタワー!!女性キャラしか登場しないので必然的に女の子同士で…という展開になる。イベントの数も結構多いので百合ゲーとしても要チェック。ダンジョン内だけでなく街でのイベントも多数用意されているぞ。
ダンジョンRPGとしてのレベルはそんなに高くはないが、ゲームシステムを理解できればそこそこ楽しく、ボリュームも結構ある。とにかくキャラは可愛いしムフフなイベントも多いのでそういうのを求めてる人は楽しめるはず。ただし英語でしか遊べないので注意!日本語があればなぁ・・・
スコア:69点(100点中)判定:佳作
store.steampowered.com(↑steam商品ページ)
この絵師さんのムフフなゲームが日本語で遊びたい人はDLsiteの成人向け作品コーナーで「デーモンマスタークリス」を探してみてほしい。はてなブログはアダルト禁止だから直接のリンクは貼れないので!
(↑DLsite)
レビューはあくまでも個人の感想なのであしからず。