ファイティングラン【感想・レビュー】
【PCエンジン】
麻雀ゲームでお馴染みの日本物産(ニチブツ)が91年に発売したPCエンジン用アクションゲーム。
対戦モードなどもあるが今回は1PLAYERモードのみを紹介する。
ゲームを始めると闘技場のような場所に放り込まれる。最終目標は一番上のセクションのボスを倒すこと。
戦うライバルを選び…
ロボットのパラメーターを決定したら試合スタート。
ファイティングランの名前の通りロボットでコースを走りながら殴り合う。緑のロボットがプレイヤー機。
コースはただ真っ直ぐ走るだけではなく、様々な仕掛け(トラップ)があったり途中に回復アイテムが落ちていたりする。
相手のロボットのHPゲージ(画面右上)をゼロにして戦闘不能にすれば勝利となる。逆に自分のロボットのHPゲージ(画面左上)が無くなると敗北してしまう。
一度倒した相手とは二度と戦うことはできない。各セクションの一番右側にいるのがボスでだが、他のライバルを無視していきなり挑むことも可能。
HPの下のゲージはパワーゲージ。攻撃するたびに減っていくが時間経過で回復する。ゲージがMAXのときには特殊武器を使用することもできる。
ボスを倒すとパラメーターのポイントと特殊武器を入手、そして次のセクションで戦うことができるようになる。
問題は攻撃のモーションや当たり判定がよくわからないこと。なぜ当たったのか、あるいは外れたのかが不明なので遊びづらく、どれだけやっても上達しない。
全体的なゲームバランスは今一つかも。序盤はもうちょっと敵のロボットを弱くしたりAIの頭を悪くしたほうがよかったと思う。
シンプルなゲーム故に何かよくわからないけど遊び続けてしまう魔力のようなものを感じるが、冷静に考えてダメゲーというのが妥当な評価だろう。ゲームバランスを調整して攻撃の当たり判定を分かりやすくすればそこそこ遊べるゲームになってた気がするが…とりあえずオススメはできない。
スコア:49点(100点中)判定:ダメゲー
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あくまでも個人の感想なのであしからず。