オーバーライド【感想・レビュー】
【PCエンジン】
1991年にデータイースト(DECO)より発売されたPCエンジン用シューティングゲーム。
ボタンⅠでショット、ボタンⅡでスピード調整というシンプルな構成。画面左下のゲージはダメージを受けると1つ減少するのでHPみたいなものか。
「P」は通常ショットのパワーアップアイテム。時間経過で色が変わっていくアイテムは子機(オプションパーツ)のパワーアップアイテム。
どの色の時に取得したかによってオプションの種類が決定される(全5種類)。それぞれに特徴があってなかなか面白い。
同じ色を取得していくとオプションパーツがパワーアップしていくが、途中で他の色を取ってもパワーアップがリセットされることはないようだ。
攻撃ボタンからしばらく手を放していると自機が光るので、この時にボタンを押すと強力な全体攻撃が使用できる。
ステージの最後にはもちろん巨大ボスが待っている。
ボスを倒すとステージクリア(全6面)。
スコアによる1機UPが頻繁にあり、パワーアップアイテムもバンバン出てくるので爽快感抜群といった感じのシューティングだ。
もし自機が落とされてしまってもその場から再スタートできるストレスフリーな設計で遊びやすい。
だからといってヌルゲーというわけではなく、後半のステージは敵の数もかなり多く攻撃も激しいぞ。
ボスも色んなパターンがあってなかなか楽しい!
特別な個性は感じられないが爽快感があって楽しく、シューティングゲームの中では平均以上だと思う。良作と言い切るほどの出来かどうかはわからないが、自分が安いと思える値段で見かけたら確保しておいても損はないだろう。初心者でも楽しめる内容の作品かと。
スコア:77点(100点中)判定:佳作
(↑アマゾン商品ページ)
あくまでも個人の感想なのであしからず。