Animus【感想・レビュー】
【SWITCH】
Animus(アニマス)は元々はスマホ用のゲームだったものをニンテンドースイッチに移植したもの。ジャンルはアクションRPG。韓国の10BIRDSによる開発で、ダークソウルを数千時間もプレイして構想を得た作品だとか。
何かストーリーは抽象的な上に固有名詞が多くてなんだかよく分からない。
訳もかなりアヤシイ…まあアドベンチャーゲームではないので楽しければそこまで気にすることもないはず。
ダークソウルや他の多くのソウルライクとは違い、今作はステージクリア型となっている。
A・Bボタンで攻撃、Yでガード、Xで回避が可能。Lボタンで回復もできる(回数制限あり)。
画面したのコンボを入力すると強力な攻撃が発動する。ゲージを溜めてからRボタンで使用可能な必殺技のようなものもあるぞ。
武器の種類はいくつか用意されており、性能だけではなくモーションや移動速度などもそれぞれ違う。
回避はかなりもっさり動作のうえに移動距離が短いので使いづらい。爪系の武器だけなぜかローリング回避だが、それでももっさりなので簡単に敵の攻撃を避けれるほどではない。
ステージは雑魚敵を数匹倒して奥にいるボスを倒すというシンプルな内容。素直な感想を述べると、どのステージもほぼ同じ内容で単調に感じる。
正直、アクションゲームとしてのレベルは高くない。
特にボスは攻撃範囲が広く、攻撃の間隔も狭い。アクションの出来も良くないのもあって、攻撃を避けながら…というのがなかなか難しい。
そのため、ゲームバランスはとにかく武器・防具を鍛えないと話にならない感じ。逆に装備さえ鍛えていればごり押しが可能な極端なバランスだ。
何度も過去のステージをクリアして装備や素材、お金稼ぎの作業が必要なのだが、ステージは単調だしアクション性も低いのですぐ飽きる。
武器によって強弱がハッキリしている…ぶっちゃけ、槍を鍛えたら後は少し離れたところから攻撃ボタンを連打していればほぼクリアできる。他の武器はいらないと言っても過言ではない。
パラメーターの説明がきちんとされていない(されているのかもしれないが、どこに説明があるのかは分からない)のも遊びにくい点だ。
スクショだけ見るとソウルライクっぽいが、アクションは初期のプレステ2レベルだしステージの内容やゲーム性を考えてもソウルライクとは言えないと思う。
まあスマホで通勤・通学の時間つぶしにやるにはいいかもしれないが、腰を据えて遊ぶとなるとあまり面白いゲームではない。
ステージクリア型のアクションで、テクニックよりも鍛えた装備でゴリ押しって感じなのでソウルライクに含めるべきではないかも。アクション性も低く、ステージの内容も単調で面白味に欠けて飽きやすい。ソウルライク云々を脇に置いといたとしても、ゲームバランスもピンとこないしアクションRPGとして今一つ。素材・お金稼ぎの作業も面倒。無理に購入して遊ぶようなゲームでもないと思う。
スコア:43点(100点中)判定:ダメゲー
ec.nintendo.com(↑Nintendo Switch商品ページ)
あくまでも個人の感想なのであしからず。