閃乱カグラ SHINOVI VERSUS【感想・レビュー】

【VITA】

「閃乱カグラ」シリーズ３作目（ソシャゲーとかも入れて厳密に言うと何作目かは分からないが）。前作までは２Dアクションだったが今回は３DアクションとしてVITAで発売された。

 

何やら忍びの学校というのが日本にいくつかあって、善忍とか悪忍とかいう分類があって学校同士で戦う…というよくありそうな設定。このゲームでは３つの学校のストーリーが用意されていて、好きな所から開始できる。途中で他の学校をプレイすることも可能だ。３つ全てクリアすると４つ目の学校が登場する。

 

 

ハッキリいって、ストーリーは面白くはない。まあ美少女キャラがメインコンテンツのゲームだろうし、その辺りには期待しないほうがいいのかも？

 

 

ゲーム画面をみると無双シリーズのような印象を受けるが、基本的にはキャラ対キャラの対戦アクションだ。

 

 

各キャラに固有のモーションや必殺技、コンボ、変身などの要素があるがゲームのベース部分はかなりシンプル…というかほぼベース部分のみしかないと言っても過言ではないかもしれない。

 

 

敵の攻撃を受けると服が破れていくというのが今シリーズの特徴。最終的に裸になる場合もあるが、残念ながら（？）きちんとモザイク的なもので見えないようになっている。

 

カメラワークは悪いので酔いやすい。ロックオンすればマシにはなるが、ロックオンは画面をタッチしなければならず、ロックオンがいつの間にか解除されていることもあり、遊びづらい。

 

アクションゲームとしての出来は正直、あまり良くない。昔PS2とかで出てたSIMPLEシリーズに毛が生えた程度。とりあえずお互いにハメ合いって感じの内容。

 

キャラクターの性能差（攻撃や必殺モーションによる差）がかなりあるので、キャラによっては攻撃や必殺を連発しているだけでほぼ勝ててしまうため、キャラ毎の違いは個性とゆうよりは単なる優劣になってしまっていて対戦ゲームとしての面白さはない。

 

それ以前に最も重要なのはキャラのレベルだ。レベルが同じならハメ合い、レベルで負けてたらハメられたら終わり、レベルが勝っていたら速攻でハメ殺し。まあ、要するにレベルさえ上げていれば適当にボタン連打していれば勝てるいうこと。

 

もうちょっと読み合いとか対戦アクションとして面白くなる要素があれば違ったのかもしれない。あるいは無双シリーズのように敵をなぎ倒す爽快感に特化するとか。

 

とにかく美少女の下着やπにブヒブヒするだけのゲームで、アクションとしての面白さには期待してはいけない。

 

しかし肝心のキャラクターたちもどこかで見たようなキャラの寄せ集めのようなカンジで特に魅力的だとは思わなかった。これだけの数がいれば一人くらいは気に入るキャラもいるとは思うが、それだけのために買うほどの魅力があるゲームとは思えない。

 

アクションとして低レベルでつまらない。カメラワークが悪いのもマイナス点。キャラが多いのはプラス点だが、全体的に魅力に欠けるし、ストーリーも見るところはない。我慢すれば遊び続けることもできる…いや、世の中には他にもゲームがたくさんあるのでわざわざこれをプレイするのはオススメしない。とにかく美少女キャラの下着でブヒブヒできればなんでもいいという人は試してみる価値はあるか？個人的には宝くじでも買ったほうがいいとは思うが…。

スコア：４３点（１００点中）判定：ダメゲー

閃乱カグラ SHINOVI VERSUS -少女達の証明- (通常版) - PSVita

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あくまでも個人の感想なのであしからず。

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