ガンダム・ザ・バトルマスター【感想・レビュー】
機動戦士ガンダムシリーズに登場するロボットで戦うちょっと変わった格闘ゲーム。
遊べるのはストーリーモードとバーサスモードの2種類。
登場するのはガンダムからサザビーまで宇宙世紀シリーズから10機。条件を満たすと隠し機体も登場。
各パイロットにはそれぞれ設定とストーリーが用意されている。
ただし、機動戦士ガンダムのアニメ本編とは設定や世界観が異なる全く別の世界の話。
パンチ、キック、スラスターでの移動などの基本的な動作の他にもビームライフルなどの銃器やサーベルなどの近接兵器、スウェーによる回避や機体によっては遠距離兵器を無効化するバリアも使用可能。
もちろん各機体ごとに必殺技が用意されているが、使用するとエネルギー(装甲ゲージの下のピンク色のゲージ)が減っていくのである程度の駆け引きも必要だ。
ダメージを受けると装甲の外見も剥がれていくという演出はメカ好きには嬉しいところ。
先にすべての装甲をゲージを減らした側、またはタイムリミットを迎えた時に装甲が多く残っている方が勝利となる。
動き自体はシンプルなゲームだがロボットを操縦している感をしっかり味わうことができる。
ビグザムなどの巨大兵器との戦闘もあってなかなか面白い!
ただ必殺技やモーションの数が少なく物足りない感じはある。
2だと遠距離攻撃は残弾が尽きると使用できなくなっているが、今作では無限に使用できるためある程度ごり押しが可能な点はバランス的に賛否あるかと思う。
シンプルだが総合的に見ると平均以上に遊べるゲームだと思う。現在のところ中古価格は非常に安いのでロボットゲームが好きなら価格以上に楽しめるだろう。格ゲーとしてはより完成度が高く、使用できる機体も増えている2のほうがオススメだが、1はキャラ毎のストーリーが見れるという利点があるので入手する意味はある(2は主人公が固定キャラのため)。
スコア:74点(100点中)判定:佳作
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あくまでも個人の感想なのであしからず。