Hacknet【感想・レビュー】
HacknetはPC向けの海外製インディーゲーム。一言でいうとハッキングシミュレーター。公式で日本語に対応している。
ゲームを開始するとプレイヤーは謎の人物からのメッセージを受け取る。発信者はすでに死んでいるようだ。ハッキングでこの事件に関する手掛かりを集めていくのがメインのストーリーとなる。
ネット上にあるコンピューターをハッキングするには画面右側のターミナルにコマンドを打ち込んでいく。画面中央のディスプレイやネットマップはマウスによる操作も可能だ。
ハッキングに成功したらコンピューターの中を探って必要なファイル、パスワード、IPアドレスやアプリなどを盗んでいく。
プレイヤーはストーリーの途中からハッカー集団に所属して依頼を受けることができるようになる。
企業から極秘のデータを盗んだり、医療機関の記録を改ざんしたりと依頼の内容は様々だ。
実際のハッカーが行っているような複雑な操作や専門的な知識は必要なく、シンプルな内容でどちらかと言えば推理アドベンチャーに近いゲーム性だ。単純なゲームだが独特の面白さがある。
悪い点としては後半になると画面下のネットマップがかなり見づらくなること。それとコマンド入力について説明不足があること。せめて各コマンドについて詳しい説明をいつでも見れるようにしておいて欲しかった。
シンプルだがとても面白い作品なのでインディーゲームファンなら是非ともプレイしてもらいたい作品だ。不満点さえ解消されれば十分良ゲーと言っても良いだろう。フード付きのパーカーを着ながらノートパソコンで遊んでいたら傍から見ると本物のハッカーに間違えられるかも(笑)
スコア:74点(100点中)判定:佳作
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あくまでも個人の感想なのであしからず。