Alekhine's Gun【感想・レビュー】
【PS4・PC】
ロシア産のステルスゲーム。一応、Death to Spiesというシリーズの3作目なのだが、日本での知名度は低いので知らない人も多いかと思う。まあ海外でもマイナーなほうだが…
敵を倒して服を奪い、変装して任務をこなすヒットマンライクなゲーム。実際にプレイした感覚もヒットマンシリーズ2作目(サイレントアサシン)に近い感じ。
ブラッドマネーやリブート版HITMANのようにたくさんのギミックやアプローチが用意されているわけではないので、目的の達成方法はベーシックな手段しかない。
グラフィックも含め色々と時代遅れだが、遊べないことはない。問題は後半になると変装がほぼ無意味になること。
どんな変装をしていてもめちゃくちゃ怪しまれてゲージがグングン上がるのだが、配置されている敵の数もハンパない。そのため「NPCをどうやり過ごすか」ではなく「NPCをどうやって殺すか、どれだけ殺すか」を考えるシーンのほうが多くなってしまっている。
とても2016年発売とは思えない内容だが、海外のステルスゲーム好きならそれなりには遊べるかな?メタルギアソリッドやスプリンターセルなみのレベルを求める人は回れ右!
ゲームバランスやグラフィックを含めたあらゆる点で安っぽさを感じる。まあ割り切ればそこそこ遊べるのでヒットマンシリーズの熱烈なファンであれば割と楽しめるかもしれない。ただしこのゲームに日本語はないので注意。正直、全体的なクオリティは10数年くらい遅れている感じだが、これでも1作目、2作目に比べたらかなりまともになっているのだ…
スコア:56点(100点中)判定:凡ゲー
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【おまけ】
バグによりホラーゲーと化している・・・
あくまでも個人の感想なのであしからず。