へっぽこうるたろーのゲームスコア

ゲームの感想置き場です。3月より毎週土曜日0時更新となります。

かえるの絵本 〜なくした記憶を求めて〜【感想・レビュー】

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【PS】

1999年10月にビクターインタラクティブより発売された初代プレイステーション用ゲームソフト。キャラクターデザインは高田明美さんという有名な方らしい。

 

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主人公はドラゴンに呪いをかけられてかえるとなってしまった、記憶喪失の人物。魔法使いの力で1年間だけ人間の姿に戻り、自身にかけられた呪いを解く方法を探す、というストーリー。

 

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主人公の性別は男女選択可能。

 

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選んだ職業によって装備できる武具や覚えるスキル・魔法が変わってくる。どの職業を選んでもクリアは問題なく可能だが、ゲーム開始後は変えられないので注意。

 

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普通のRPGと違うのは主人公の育成が戦闘でレベル上げをするのではなく、シミュレーション方式だということ。

 

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仕事(お金がもらえるがパラメーターはあまり上がらない)と訓練(お金がいるがパラメーターは大きくアップする)を使い分けながら主人公を成長させていく。

 

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戦闘で得られる経験値(100毎にパラメーターを1上げることができる)は、今作では補助的な役割だと言えるだろう。

 

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街では買い物や依頼を受けたりできるほか、仲間キャラクターとの交流も可能だ。

 

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キャラクターはどちらかというと女性が好みそうなデザインかな?個人的にはなかなか魅力的なキャラが多いと思う。

 

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キャラクターによってイベントの多い少ないの差が大きいのは残念なところだ。

 

f:id:teru_gamer:20220218093404j:plain依頼を受けるかストーリーイベントが発生すると冒険パートへ。

 

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フィールド上では各職業が持つ固有スキルを駆使して探索を行っていく。戦士系だと重いものをどかしたり、盗賊系だと解錠やジャンプ、魔術系だと火を消したりモンスターと話したりなどが可能。

 

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スキルがなくてもクリアはできるようになっている場合がほとんどだが、スキルを使って進んだ先には宝箱があるので職業の系統が偏ったパーティー構成よりはバランスよく組んだほうがいい。

 

f:id:teru_gamer:20220218093313j:plain戦闘はコマンド選択式で、素早さが高いほどゲージの溜まる速度が高いので行動回数が増える…というよくあるタイプのものだが、何が悪いというわけでもないがあまりにも普通すぎるし、当時にしても時代遅れな内容で戦闘がつまらない。ひとつ言えるとしたら、テンポはあまり良くない。

 

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ゲームバランス、システムともに特にプラスと言える点はない。大きなマイナスもないが、一度のエンカウントで出現する敵の数は最低でも4匹~5匹なので無駄に時間がかかって面倒なのはマイナス点か。

 

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各クラスが覚えるスキルは違うが結局名前とエフェクトが違うだけで結局一緒だし、戦士系でも普通に回復技が使えるので職業ごとの違いがフィールドスキルとパラメーターの差異くらいしかないのも戦闘がつまらない要因だと思う。

 

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職業毎に戦い方が大きく変わったり、転職や上位職・複合職にアップグレードなどの育成要素があればまだ面白かったかもしれないが…キャラクターの成長はシミュレーションパートがメインだし、このゲームの場合はマジで戦闘はただの作業でしかない。

 

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店で売ってる装備は弱いものしかないため、冒険パートで「ロディタイト」と呼ばれる鉱石を集めて交換しないと装備が強化できない&パラメーターを上げるための訓練にお金がいるので、必然的に依頼はほぼ全て受け、ダンジョンはくまなく歩くというプレイを強制されるので戦闘回数はかなり多くなってくる。

 

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エンカウントはそこそこ多いので冒険パートはかなり苦痛…戦闘のつまらなさがなかったとしてもダンジョンはどこも似たような背景の使いまわし、敵のグラも使いまわし、マップ構成も微妙なので褒めるところはないのだが。

 

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ストーリーが進んだりイベントや依頼を解決すると絵本が本棚に追加されていくという要素があるのだが、すでに見たイベントが絵本になっているだけなので個人的にはいらないかな?

 

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パッケージ裏面には手軽に何度も遊べるみたいなことが書いてあるが、周回するどころか1周するだけでも面倒。マルチエンディングで2周目以降は展開が変わるイベントやストーリーもあるようだが、絵本以外は引継ぎできないため何度も遊ぼうとは思えない。

 

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冒険パートはアドベンチャー形式かゲームブック形式にしてパラメーターやスキルの有無で成否判定とかにしたほうがよかったんじゃなかろうか。

 

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キャラの魅力だけが売りって感じなので例えば悠久幻想曲みたいにもっとキャラゲーの方向に振り切ったほうがよかった気がする。

 

キャラクターが魅力的なのは良い点だが、戦闘がつまらなさすぎる&冒険パートが面倒で無駄に時間がかかってテンポを悪くしているので周回するのがしんどい。一部のイベント以外はどのキャラを攻略していても見れるのもあって何度も遊ぼうとは思えないが、このゲームのキャラクターを猛烈に気に入った人にとっては良ゲーになりうるかもしれないと思うので、もっとキャラ毎のイベントをたくさん用意しておいてくれればよかったのだが。

スコア:52点(100点中)判定:凡ゲー

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夢・色いろ【感想・レビュー】

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【PS】

初代PSで発売されていた恋愛シミュレーションゲーム。開発・販売はフェザードというところらしいが、同名の芸能事務所と関係があるのかどうかは不明。

 

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このゲームでは主人公は男女両方から選ぶことができる。男性主人公だと女性キャラクターと、女性主人公だと男性キャラクターと恋愛関係になることができる。

 

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なんと、1999年発売のときメモ2で話題となった名前をボイスで呼んでくれるシステムがすでに実装されている!!

 

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絵が手抜きなのか、とりあえず雑。昔のゲームだとこのレベルでフルプライスというのはたまーにあったけど…

 

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攻略できるキャラは多いが、絵が微妙なせいかあまり魅力的に感じない。同じような顔で同じような髪色のキャラが多いし、良くも悪くも普通のキャラばっかり。

 

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ゲームのシステムは1週間の行動を決めてパラメーターを上げ、休日には女の子(女性主人公の場合は男の子)をデートに誘って好感度を上げるという、この手のゲームではよくあるタイプ。

 

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しかし、なぜかこのゲームではパラメーターが表示されないので主人公のセリフやテストの点数から判断しなければならないのでとても遊びにくい。

 

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各行動に成否判定があるのだが、休養やストレス解消にまで判定があるのもどうかと…一部の行動(おしゃれなど)は極端に成功確率が低いのもバランス的に問題だろう。

 

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しかもイベントは極端に少ないので単調。たまにランダムイベントが発生するが、パターンがかなり少ないため同じものを何度も何度も見せられるのでうっとうしい。

 

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デートイベントも毎回同じものばっかり…CGもほとんど用意されていない。全く楽しくないしドキドキもないのですぐ飽きる。

 

f:id:teru_gamer:20220217154347j:plain主人公は時々変な夢を見るのだが、何やらパラレルワールドでの主人公とヒロイン(ヒーロー)との関係が描かれている。これが「夢・いろいろ」ってことか。

 

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夢の最後ではキャラクターがボイスで名前を呼んでくれるのだが「ウ……ル……タ……ロー」って感じで合成音声まるだしなのでむしろ悪夢である。なぜこのレベルで実装したのか?

 

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で、結局この夢は特になんの意味もなく見せられるだけで現実世界の主人公やヒロイン(ヒーロー)とは何も関係がない。本編のストーリーに絡んでくれば面白かったのだが。

 

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ともかく、全体的にしょぼい感じのゲームで何周も遊ぼうとは全く思えない。ギャルゲーブームに乗っかってときめきメモリアルのパクりを出したら売れるんじゃね?って感じでスタッフを寄せ集めて作らせたのが目に見えるようだ。

 

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エンディングもしょぼい!!

 

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まあ、オープニングアニメと声優陣(特に男性)だけは結構時間とお金をかけているかもしれない?

 

すっごい雑なときメモって感じのゲーム。イベントが少なくて単調、絵は雑でキャラに魅力がない、システム面も遊びづらい、と悪い3拍子が揃ってしまったダメゲー。主人公の見る夢に意味があってパラレルワールドに飛んで…みたいな展開があればまだ面白味があったかも?ともかく全体的にダメダメなのでおススメはしない。

スコア:40点(100点中)判定:ダメゲー

夢・いろいろ

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TRICK×LOGIC Season1【感想・レビュー】

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PSP

有名な作家陣がライターとして、芸能人が声優として参加しているロジックをテーマにした推理ゲーム。シーズン1は1~4話と5話の途中まで収録されている。申し訳ないがゲームの内容上、どうしてもネタバレを含む個所があるので注意してほしい。

 

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主人公は何者かにビルから突き落とされ、意識だけが地獄へとやってきた検事の「芳川いつき」。閻魔大王的な存在である「ヤマ」の手伝いとして未解決事件に挑むことになる。

 

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デーモン閣下はさすがと言えるが、他の方は声優としてはちょっと…主人公(画面左)に至ってはもう完全に棒読みレベルなので雰囲気ぶち壊し。まあ大金かけて芸能人を呼んでアフレコした以上、使わないというわけにはいかないのだろうが本職の人を起用してほしかった。

 

f:id:teru_gamer:20220217141048j:plainゲームのシステムは事件のシナリオを読んで問いに答えることにより推理を完成させるというものだが、その問いの答えとなるヒラメキを入手するために、まず文章の中のキーワード(赤文字)を抜き出して「推理」する。

 

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そうするとヒラメキのもととなるナゾが手に入る。キーワードの中には1つでも推理が可能ものと2つ組み合わせて意味をなすもの、そして「推理」しても全く無意味なキーワードの3種類に分かれる。

 

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手に入ったナゾと対応するキーワードを組み合わせて「推理」することで、答えとなるヒラメキが生まれる。もちろんナゾやヒラメキの中にも無意味なものや事件の真相とは関係のない偽の答えも含まれているのでプレイヤーの思考力が試されるところだ。

 

f:id:teru_gamer:20220217143040j:plain問いの答えをすべて埋めたら、検証開始。正しく答えを埋めることが出来ていたら事件がロジックでつながり、トリックが明かされる。もし間違った部分があれば検証が途中でストップしてしまうので答えや事件を見直して再チャレンジしよう。

 

f:id:teru_gamer:20220217141415j:plain問題点としてはキーワードの組み合わせには分かりづらいものがあり(ちょっと論理的とは言えないものもあり)、時には片っ端から組み合わせて推理するということも必要になってくるのでその辺りが面倒。

 

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ヒントを使えば何とかなるっちゃなるのだが(最悪ギブアップも可能)、ヒントを見てしまうと書いてある通りにやるだけのゲームになってしまうので、それよりももう少し遊びやすく改良してくれていたほうが嬉しかったかな。

 

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例えば「事件の謎を解くのに必要なヒラメキ(ナゾ)は出揃った」などのメッセージが出るだけでも不必要にナゾ&ヒラメキを探す時間が減るのでプレイしたときの感覚は大きく違ってくるだろう。

 

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まあそれでもチュートリアルから3話までは多少面倒な部分はあるけど面白い作品という印象で進めていたが、4話が論理的に考えてどうかと思う内容で一気にテンションが下がってしまった。

 

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居眠りしたかもしれない」というかなり不確かなキーワードを使って推理を組み立てるというのはロジックをテーマにしたゲームでは一番やっちゃいけないやつだろ…それに出来上がった推論は一見すると成立はしているが決定的ではなく、他の人が他のトリックで殺した説を否定することができていないので納得がいかない。「居眠りしてなかったかもしれない」と言われれば終わりである。
 

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しかも文章中の時系列に関するルールの説明も推理が終わってからされるという…このシナリオのために作品の評価を大きく下げざるを得ない。
 

f:id:teru_gamer:20220217143216j:plainちなみに5話(亡霊ハムレット)はシナリオを読んで問いの答えを埋めるまではできるが、検証パートは収録されていない。最後までやるにはシーズン2が必要なので注意!

 
問いを解くためのナゾ&ヒラメキを探す作業は時に総当たりが必要なので時間や手間がかかるが、コンセプトは面白くて自分で推理している感覚を味わえる。しかし4つ目のシナリオが問題。読み物としては面白いかもしれないがロジックをテーマにしたゲームで曖昧な「かもしれない」を論理の主軸にするのはダメだろう。声を当ててる芸能人たちに棒読みの人がいて(特に主人公)雰囲気が壊れているのも残念。しかしシステム面がもっと親切になり、一部のシナリオを見直せば良作になりそうである。
スコア:67点(100点中)判定:佳作

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ホワイトダイアモンド【感想・レビュー】

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【PS】

もともとはパソコン用ソフトとして発売されたものを初代PSに移植したもの。PS版とPC版で内容に違いがあるかは不明。PCでは2も発売されたが家庭用ゲーム機では未発売。

 

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何の説明もなしに唐突に襲われるシーンから始まるが、主人公は隣の国から視察にやってきたラルフという名の騎士。

 

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2か月間王国内で何をするかは自由(実のところ出来ることはあまり多くはないが)。目標としては冒頭で襲撃してきた「黒竜」を名乗る男との戦いと女性キャラとの恋愛という2つが用意されている。

 

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攻略対象のキャラクターは8人ほどいるが、どのキャラもあまり魅力を感じない。キャラデザは有名な方だが、ちょっと好みが分かれそうな絵だ。

 

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キャラクターがいつどこにいるのか分からず(ヒントがある場合もあるがノーヒントも多い)、毎日すべての街と建物、NPCをチェックするということを時間帯ごとに行わなければならず、かなり面倒。

 

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しかも場所を移動すると一気に時間帯が1段階進む(朝→昼→夜→朝…という具合)ので、前の時間帯にセーブをしておいてお目当てのキャラが見つからなければロードということを繰り返さなければならない。

 

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この面倒な仕様にもかかわらず、複数キャラを同時攻略をしていると全員から捨てられるぞ!という脅しを度々してくるNPCたちがいるのでおそらく終盤まで同時攻略してセーブを残しておいて…というプレイは無理っぽい。

 

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アクション部分は十字キーで移動、〇で攻撃、×で魔法というシンプルなもの。パラメーターは経験値でレベルアップという方式ではなく、剣で攻撃すれば物理攻撃力が上がり魔法攻撃を受ければ魔法防御力が上がるといった感じのシステムなのだがこれがまた面倒。

 

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能力が低いと好感度が上がりにくいらしい(優しい人が好みの女の子を攻略したければ魔法防御=精神力を上げるなどしないといけない)のでどうしても能力を上げる必要があるのだが、困ったことにゲームバランスがかなりおかしいので一部のキャラの攻略に支障が出るのだ。

 

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序盤に出てくる敵の魔法攻撃は弱すぎてダメージが0なので魔法防御力は終盤に差し掛かるまで初期値から上げられない。物理防御も少し上がればダメージが0になってしまうのでほとんど成長できない。

 

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反対に物理攻撃&魔法攻撃は敵に当てさえすればどんどんアップするので序盤の敵でカンストするのも不可能ではないという、なんとも狂ったバランス。テストプレイしなかったのか?

 

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キャラクターは多くイベントもたくさん用意されているが、時間経過システムの仕様のために何度もロードして総当たりが必要&同時攻略不可という足かせがあるので何人も攻略するのはしんどい。

 

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とりあえずお目当てのキャラの恋愛エンドは見ることができたが、「黒竜」の件は未解決に終わってしまった。でもイベントを探すのが面倒なのでこれで終わりにする!データ引き継ぎも出来なさそうだし。

 

あらゆる点において微妙&面倒。一応、手探りでもクリアはできるが、1週が短いにもかかわらず全てのキャラをクリアするのはかなりの労力になる。攻略サイトや攻略本などがあるならば参照しながらプレイしたほうがいいだろう。わざわざプレイする価値があるゲームかどうかは置いといて、とりあえずゲームバランスがおかしいのでアクションRPGというよりは恋愛アドベンチャーだと思って遊んだほうがいいかもしれない。とはいっても能力を上げる作業のためにどうしても戦闘も繰り返さないといけないのだが。

スコア:46点(100点中)判定:ダメゲー

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ペルソナ4 ダンシングオールナイト【感想・レビュー】

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【VITA】

アトラスがセガ傘下に入ってから乱発されているペルソナシリーズの外伝の1つ。本家のペルソナ4はRPGだが今作はタイトル通りダンスゲーム。ちなみにPS4版はダウンロード専用タイトルのようだ。

 

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物語は本編終了後の数か月後の東京。とあるイベントで芸能界復帰するりせと一緒にステージ上で踊ることになった特別捜査隊のメンバーたち。

 

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直斗など随分と印象が変わったメンバーもいるが、なぜか本編当時のファッションを再現して踊るらしい。

 

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このゲームのために用意された新キャラクターたちも登場。

 

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しかし突如、アイドルたちが謎の世界に連れ去られてしまう事件が発生。

 

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ペルソナは使えるが危害を加えようとする力は無効化されてしまう世界。シャドウたちは音楽や動きに反応しているのでダンスの力で戦おう!という強引な設定。

 

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画面中央から出てくる星が左右にある△〇×↑←↓マークと重なったところで対応したボタンを押していく。

 

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円形の物はスティックを倒す、棒で繋がったものは同時押しなど変則的なものも。タイミングよくボタンを押し、コンボを繋げていくとスコアがアップして会場が盛り上がってくる。

 

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FEVERを溜めるとFEVERタイムに仲間が登場して大盛り上がり!!

 

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曲が終了するとスコアが表示される。会場の盛り上がり度が低いとステージクリアならず、やり直しになるぞ。ただし難易度は低く、ある程度ミスしても余裕でクリアできるレベルなので苦手な人も安心。

 

f:id:teru_gamer:20210909120150j:plain画面が見づらいのが難点。人体の構造上、右と左の両端を注視するのは難しいので…その辺りに配慮してか、基本的に星は時計回りにしか飛んでいかない。

 

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それも初心者には優しいポイントだが、だんだん単調に感じてくる原因にもなっていると思う。音ゲー玄人の人は難易度を上げても簡単すぎて面白みに欠けるかもしれない。

 

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音楽に関してはさすが楽曲の良さに定評のあるペルソナシリーズ。今作で使われている楽曲は本編のペルソナ4ゴールデンやテレビアニメ版のもの。どれも名曲レベルだ。

 

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ジュネスのテーマや菜々子をきちんと押さえているのもGOOD!!

 

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ストーリーは「ペルソナのキャラにダンスさせるために作られた」感があってちょっと無理がある感じもするが、ペルソナ4のファンなら全体的にそこそこ楽しめる内容ではあると思う。

 

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なんだろう…今作のオリジナルキャラのデザインとグラフィックはめっちゃマクロスっぽい。

 

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私、踊るわ!思いっきり!

  

ストーリーや設定に強引なものがあって今一つ気分が乗りきらない所があるが、やはりペルソナシリーズなので楽曲は優れたものばかり。ダンスゲームとしては初心者にも遊びやすい反面、単調に感じる部分があって音ゲー熟練者には物足りず飽きやすいかもしれない。ペルソナ4のファンであれば遊んでみる価値はあると思うが良くも悪くもキャラゲーなので過度な期待は禁物。

スコア:65点(100点中)判定:佳作

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