龍が如く3【感想・レビュー】
重厚なストーリーと個性的な登場人物、派手なケンカバトルが魅力の人気シリーズ3作目。今回プレイしたのはPS3版。
今回の舞台は沖縄。ストーリー的には前作の続きとなるが、ゲーム冒頭で今までの物語を振り返ることができるので前作までをやっていなくても問題ないだろう。
実在の店舗や俳優が登場し、リアルなのかどうかは知る由もないが独特な裏社会の世界観も面白い。
新宿や沖縄の街中を自由に歩くことができ、ビリヤード、ダーツ、ゴルフ、キャバクラ通い(今作ではキャバ嬢を育てることも)なども可能。
ケンカバトルは街中でもどこでも戦闘が発生し、近くにあるもの(お店の看板から自転車まで色々)を武器として使える爽快なアクションバトル。
ゲームのベース部分はしっかりしており、バトル部分は爽快、街で出来ることも多い。修行をして新しい技を覚えたり、武器を購入して持ち歩くこともできる。
しかしムービーシーンが多い割にバトルなどが少ないため、ストーリーを追いかけてあっちこっち移動していたらいつの間にか終わってしまっていた感じでゲームとしてはハッキリ言ってもの足りない。
映画的な要素が占める割合が大きく、意外とゲーム性は意図的にあえて抑えられているように感じた。物足りなさを感じる人もいるだろう。しかしゲームのベース部分はしっかりしているし、バランスも良く、ストーリーや世界観は面白いので普通に遊べる。寄り道が好きな人はめちゃくちゃハマるかも?
スコア:71点(100点中)判定:佳作
(↑アマゾン商品ページ)
PS4版のパッケージからはタバコが消えている・・・!
(↑沖縄+怖い人たち)
あくまでも個人の感想なのであしからず。