1943 ミッドウェイ海戦【感想・レビュー】
1987年に稼働したアーケード向けシューティングゲーム。カプコンの19シリーズ2作目。艦隊戦やメガクラッシュなど、様々な要素が加えられてゲームとして大きく進化している。今回プレイしたのはSWITCHのカプコンアーケードスタジアムで配信されているバージョン。
プレイヤーはアメリカ軍の戦闘機P-38を操り、連合艦隊を倒すのが目的。
残機性ではなくエネルギー(ライフ)性。エネルギー=燃料なのでダメージを受けなくても少しずつ減っていく。
赤色の飛行舞台を倒すとアイテムが出現。
アイテムには固定状態で出現するものと、ショットを当てると変化していくものの2種類が存在する。
通常のアイテムの他にもレアキャラの招き猫を取るとレーザーが使えたり…
イチゴ、タケノコ、ウシ、トンボなどの隠しキャラも各所に配置されていて遊び心があって楽しい。
エネルギーを消費して雷や津波で全体攻撃を行うメガクラッシュも今作から追加された。
敵の艦隊を発見すると海上戦に移行。
ドット絵で再現された戦艦はかなりいい感じだ。
ボスは実在した戦艦以外にもオリジナルの大型戦闘機なども登場。
破壊率が60パーセント以上であれば作戦成功となるが…
破壊率が低すぎる場合は作戦失敗となり、ボス戦をもう一度やり直すことになる。
敵の配置を知らないと即ダメージ〜即死となるような場面は少ないので、初見でも反射神経と操作テクニック、そしてクレジットによるゴリ押しである程度なんとかなるようになっている。
ラスボスは連合艦隊の旗艦である大和。
大和はもちろん、道中の敵の攻撃もかなり激しい。しかも最終ステージだけはコンティニューすることができないので、倒すのは至難の技だ。
問題点は武器の性能差…というかショットガンが弱すぎてトラップになってしまっていること。しかも間違えて取得しやすいのが厄介である。
ショットガンが弱すぎること以外は大きなマイナス点はなく、シューティング初心者から上級者まで楽しめる良作かと思う。最終ステージはめっちゃムズいけど。
覚えないとどうしようもないシーンや初見殺しも少なく(まあ、ある程度被弾するのが前提の内容だが)、敵の配置などもうまくされていて何度遊んでも楽しい。移植や配信も度々されているためプレイしやすい。スイッチユーザーであればカプコンアーケードスタジアムをダウンロードすれば無料で遊ぶことができるぞ。
スコア:87点(100点中)判定:良作
www.capcom-arcade-stadium.com(↑公式ページ)
あくまでも個人の感想なのであしからず。