忍者龍剣伝(FC)【感想・レビュー】
【FC】
1988年にアーケードゲームとして登場、同年にファミコンへ移植されたテクモの看板アクションシリーズ第一弾。4年後にはPCエンジンにも移植されている。今回プレイしたのはニンテンドースイッチオンラインで配信されているファミコン版。
アクションは刀による攻撃、ジャンプが基本となるが…
特定の壁には掴まることが可能で、そこからさらにジャンプすることもできる。
また、手裏剣や術などのアイテムを拾えば「忍」ポイントを消費して使用することができるようになる。
大人がプレイしても難易度はかなり高い…
特にプレイヤーを奈落に突き落とすために突然現れる動物たち…彼らの出現位置とタイミングを完璧に把握しておかないとクリアは不可能なのだが…
そうした初見殺しトラップがあまりにも多すぎる!!
かなーりギリギリのジャンプを要求される箇所もあり、中断セーブや巻き戻しがあって丁度いいくらいの難易度だ。
ファミコンにしてはビジュアルシーンもしっかり作られている。
簡単に背後を取られる忍者、あっさり大事なものを盗まれる忍者の姿を楽しむことができるぞ!
ボスもなかなか強敵揃い。序盤はゴリ押しでも通用するが…
中盤以降はしっかりパターンを覚えないと倒すことはできない。
クリアは不可能ではないが、終盤のボスはちょっと強過ぎるような…
難しいというか、理不尽に近いので練習すればいいとかいう問題ではない気もするが、面白いのは面白い。
途中セーブや巻き戻しがあれば「佳作」レベルの楽しさだが、普通に遊ぶなら初見殺しが多すぎる理不尽な即死ゲーなのでそんなに高い評価はできなさそう。ゲームとして面白いのは確かなので、気になる人は(スイッチオンラインやレトロフリークなのでこまめにセーブしながら)遊んでみると意外とハマるかも?
スコア:61点(100点中)判定:凡ゲー
(↑アマゾン商品ページ)
あくまでも個人の感想なのであしからず。