へっぽこうるたろーのゲームスコア

ゲームの感想置き場です。3月より毎週土曜日0時更新となります。

The friends of Ringo Ishikawa【感想・レビュー】

 

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【PC・switch】

「The friends of Ringo Ishikawa」は「くにおくん」ファンのロシア人が父親と一緒に作り上げたという、なんとも愛を感じるインディーゲーム。私が遊んだのはsteam版だがニンテンドースイッチでもダウンロード販売されている。

 

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不良として突っ張った高校生活を送ってきた石川くんだったが…

 

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成績や素行の悪さから退学の危機に!!

 

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しかし授業を真面目に受けるかどうかはプレイヤー次第。

 

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学校へ行かずに遊びまわるもよし…

 

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他校の不良どもと喧嘩に明け暮れるもよしの自由なゲームだ。

 

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街には様々な施設があり、ボクシングジムに通ったり…

 

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アルバイトをしたり…

 

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貯めたお金で家具を買ったりすることもできるぞ。

 

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しかしこのゲームの魅力は実はそういうゲーム性の部分ではなく、ストーリー部分にあると思う。

 

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主人公や仲間たちを取り巻く環境の変化、子供から大人にならなければいけない時期の各々の心の在り方や選んだ道など、彼らを取り巻くエピソードこそが本作の魅力だ。

 

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逆に言えばそういう部分を楽しめない場合は…やることが多いようで意外と少ない、喧嘩することに何の意味があるのか、勉強することに何の意味があるのかと感じる人もいるだろう(もしかしたらそういう問いこそが製作者の狙いの可能性もある?)。

 

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ストーリーよりもゲーム性重視の人がプレイすると肩透かしを食らうかもしれない。

 

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勉強して成績が上がり奨学金をもらった、家具を買ってテレビゲームが遊べるようになった、体を鍛えて喧嘩が強くなった、しかしそれから何かに繋がるわけではないため、そこに意味を見出せないプレイヤーにとってはつまらないかも。

 

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ストーリーはシブくて良いし主人公のモーションは細かい部分まで作り込まれているスゴイゲームだと思うが、ゲーム部分に関しては手放しにオススメできる内容ではない。

海外のインディーゲームで日本へのリスペクトを感じる作品というのはそれだけでどうしても高く評価してしまいそうになるが、自由度は高いが実はその先にはなにもなく、ストーリー重視の青春映画的作品なので、ゲーム部分に期待してしまうとガッカリしてしまう可能性は多いにある。個人的には心に残る作品ではあったが、評価が分かれそうな内容だと感じたので佳作とした。

スコア:65点(100点中)判定:佳作

ec.nintendo.com(↑Nintendo商品ページ)

store.steampowered.com(↑steam商品ページ)

   

あくまでも個人の感想なのであしからず。

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