キル・ザ・バッド・ガイ【感想・レビュー】
【PC・Switch】
秘密組織に属して悪人を始末していくパズルゲーム。元は海外のPC用インディーゲームだがSwitchにも配信されている。スクリーンショットはPC版のためもしかしたらSwitch版とは差異があるかもしれない。
ステージの数は60+ボーナスステージが6つ。
プレイヤーは法で裁けぬ悪人を始末する組織の殺し屋となりミッションを遂行していく。
最初のターゲットはマフィアのボス。標的にはそれぞれアイデンティティが設定されているが、それによって敵の行動パターンが変わるといったことはない。ちょっと残念。
ステージ内にある色の濃い(黒い)オブジェクトに干渉して事故に見せかけて標的を抹殺していく。
解が1つしか用意されていないステージも多く、自由度は高くない。ステージ1ではこのように車を暴走させて標的を轢き殺すor車の爆発に巻き込んで焼き殺すのがパズルの答えとなる。
ステージをクリアすると評価が表示される。ボーナスステージをアンロックするためには好成績を出して星を集めていく必要がある。
ステージの内容は少しずつ複雑になっていき、複数のオブジェクトを組み合わせて使用したり・・・
バリケードなどで敵の進行ルートを変更したり、お金で敵をおびき寄せたり・・・
通行人やカメラが多い中での暗殺など、少しずつ頭を使う内容になっていく。パズルゲーが好きな人はハマるかもしれない。
問題点はゲームバランスがあまりよくないこと。終盤のステージはなぜか序盤のステージ並みに簡単なものが多かったり、一部に正攻法ではクリアするのが不可能に近いステージがあったりなど明らかに調整が不足している。
クリアまでは3~5時間といったところ。ボーナスステージもすべて遊べばもう少しかかるが、それでも短いほう。
アイデアはとても面白いのだがゲームとしては遊びの幅が狭く、ステージの内容や難易度も調整不足な印象。決してつまらないわけではないが、人に勧めるほどの楽しさがあるゲームでもない。
スコア:52点(100点中)判定:凡ゲー
ec.nintendo.com(↑Switich商品ページ)
store.steampowered.com(↑Steam商品ページ)
あくまでも個人の感想なのであしからず。