イモータル アンチェインド【感想・レビュー】
【PS4・XB1・PC】
2019年発売のハードコアアクション。海外産ソウルライク。今回プレイしたのはPS4の日本語版。
キャラクターメイキングでは性別も選択可能だが、いずれにしてもムキムキである。
カスタマイズ性は高くないため、どうあがいてもヤバい感じの見た目にしかならない。
他のソウルライクとは違い、銃での戦闘がメインなのがこの作品の特徴。
近接攻撃も強力だが、銃をしっかり使っていかないとなかなか先に進むことはできない。
死亡した場合に経験値&お金に相当するものを死亡地点に取りにいかないと次に死亡した際に失われてしまうのは他のソウルライクと同じ。
攻撃にしても回避にしても動きが固いというか…滑らかさがないので不自然な動きに見える。
回避ボタンを押してから実際に回避されるまでにラグがあるのはマジでイライラする。
とりあえず空いているスペース全てに敵を配置したって感じで、ゲームバランスとかは何も考えてなさそう。
マップの構造はショートカットやワープ扉であちこちが繋がっていて複雑で面倒くさい。
今は開けることができない扉や宝箱があちこちに散乱しているのも鬱陶しい。
NPCも数名いるのだが、関連するイベントは難しすぎたり分かりづらすぎたりする。なんかいつのまにか死んでたりするし。
武器が多いのは良いが、装備条件が全体的に厳しすぎる。前半は装備に困るが後半に差し掛かると大量に手に入るようになるのもバランス的にどうかと。
敵の弾は連射系の武器でも遠くまで正確に届き、ダメージが大きいというのも洋ゲーらしい。
一回消えてから別の場所に出現して撃ってくる敵が複数同時に出現するエリアは控えめに言って、頭がおかしい。
ローリングや全力疾走しててもみんな予測射撃で正確に当ててくるので走り抜けるのも至難の業。
ていうか各中継ポイント間の距離が長すぎる!!
そして敵の数が多すぎる!!
ボスは単体だと弱いが、多数の雑魚が一緒に沸くパターンが多くて数の暴力って感じ。
最近は洋ゲーもヌルくなって理不尽な作品も減ったが…
このゲームでは昔ながらの洋ゲーのクソ難易度・理不尽さを感じることができるぞ!
コンセプトは良いが、全体的に出来は良くない。世界観は賛否両論というか、日本人向けでは全くない。ゲームバランスは難しいというよりも理不尽。回避ラグのために必要以上に死にまくるのでストレスがヤバい。面白くないわけではないが…マイナス点が多すぎるのでソウルライクに死ぬほど飢えている人でもなければ無理に遊ぶ作品ではないだろう。エラーによる強制終了が多いのも考えるとダメゲーの評価が妥当か。
スコア:49点(100点中)判定:ダメゲー
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あくまでも個人の感想なのであしからず。