Hidden Agenda -死刑執行まで48時間-【感想・レビュー】
【PS4】
ジャンルを一言で言えばシネマティックサスペンスアドベンチャーってなところか。要するにムービーを観ながら選択肢を選んだりQTEをこなしたりするゲームなのだが、このゲームが他と違うところは操作はコントローラーではなくスマホやタブレットにインストールしたアプリを使用して行うということ。複数人での協力・対戦プレイも可能だが今回はストーリーモードを一人でプレイしていこう。※このゲームをプレイするにはスマホやタブレットなどのデバイスとWi-Fiネットワークが必要なので注意。
キャラクターの移動などは一切操作する必要はなく、ムービーの途中で挿入される選択肢やQTEの場面だけ操作可能。選んだ選択肢によって後々の展開が変わっていく。
銃を撃つ、撃たないなどの選択を短い時間に迫られることも。
連続殺人犯を逮捕するお手柄！
そして数年後、犯人の死刑執行まで残り２日となったときに再び事件が動き出す。
死刑囚となったフィンは自分以外に真犯人がいると主張。
事件を再度洗い直すことに。
QTEで障害物を避けたり、ポインターで画面内の手掛かりを探したりしながら操作を進めていこう。
あなたは事件の真相に迫ることができるか！？
QTEに関してはポインターを動かして枠の中に持っていくだけなので基本的に簡単だが、手掛かりを探す場面は時間が短いにも関わらずひとつ見つけるたびにポインターを動かせない時間が数秒間発生してしまうのにはストレスを感じた。
ストーリーに関しては分岐が多いので２周くらいは遊べそうだ。ただしサスペンスドラマとしては…真相や展開の予測が容易で特に驚きなどもなく、特別レベルが高いとは思えなかった。
１人で遊んだ感想としては正直スマホで操作する必要はないかな？と思った。スマホの画面で一時停止やストーリー、登場人物のプロフィールの確認などが行えるがそれもわざわざアプリをインストールしてまでやることでもない。QTEや時間制限付きの証拠探しなどはスマホでは操作しづらいのでやはりコントローラーで操作できた方がよかっただろう。協力・対戦プレイを行えば印象は違うかもしれないが、１人で遊ぶ分には平凡なアドベンチャーゲームの域は出ないと感じた。それでもセールで買えば安いのでこの手のゲームが好きな人はチェックしておいてもいいだろう。
スコア：６０点（１００点中）判定：凡ゲー
store.playstation.com（↑商品ページ）
あくまでも個人の感想なのであしからず。
