スプラッターハウス(PCエンジン)【感想・レビュー】
【PCエンジン】
1988年発表の2Dアクション。元はアーケードのゲームだが今回遊んだのはPCエンジン版。※PCエンジンminiに収録予定
主人公リックとその恋人ジェニファーはマッドサイエンティストの館に興味本位で近づいてしまい…怪物に襲われてジェニファーは連れ去られ、リックは瀕死の状態に。しかしリックは伝説の仮面「ヘルマスク」の力で復活、恋人を救うため館の奥に向かう…というB級感あふれるストーリーがあるのだがゲーム内では説明されない。
この某ホラー映画の怪人っぽいのが主人公リック。ゲーム自体はシンプルな横スクロールアクションでパンチ、キック、ジャンプやしゃがみなどのアクションを使ってステージを攻略していく。
落ちている武器(角材、ナタ、石、ショットガンなど)を拾って使用することも可能。横にジャンプした後の着地と同時に十字キー+攻撃ボタンを押すことによって高威力のスライディング攻撃も繰り出すことができる。
主人公はライフポイントを5つ持っているので4回までは攻撃に耐えられるが、5回目の攻撃に当たってしまった時点で死亡。チェックポイントからの再スタートとなる。
残機が無くなってしまうとゲームオーバー。PCエンジン版ではクレジット(コンティニュー)は5回しかできない。
ステージは全て一本道というわけでもなく、穴に落ちたら別のルートに進んだり、ステージによっては複数の分岐がある。
ステージの最後に待ち受けるボスを倒すとクリア、次のステージへ。ボス戦の内容は結構バラエティに富んでいて楽しい。
ステージにしてもボスにしてもB級ホラー感がハンパないが、これも本作の魅力。
PCエンジン版はアーケード版に比べて難易度がかなり抑えられているように感じた。アーケードではパターンをしっかり覚えたりスライディング攻撃を駆使しないと倒すのが難しかったボスもPCE版ではごり押しでもなんとかなるようになっている。
ジェニファー 生きとったんかワレ
ジェニファーーーーッ
ジェニファーはどうなってしまったのか?リックの行きつく先は?ヘルマスクの目的は一体?記事の最後でも言及しているがストーリーを詳しく理解したい場合はシリーズ1~3も収録されている3Dリメイク作品をプレイするといいかも?
今遊んでも普通に楽しい。独特のB級ホラー感も好きな人にはたまらないだろう。PCE版は難易度が低い分、アーケード版が難しすぎると思った人にもオススメ。ソフトを買うと数千円だがPSストアのアーカイブス版なら600円ほどで遊べるぞ。PCエンジンminiにも収録予定なのでそちらを買うのもありかも。
スコア:82点(100点中)判定:名作
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store.playstation.com(↑PSストア商品ページ)
ストーリーや世界観についてもっときちんと理解したい場合はこちらの3Dリメイク版をプレイするのもアリだろう(アクションゲームとしては今一つだがストーリー部分の会話や演出があるため)。オリジナル版の1~3も収録されているのでお得な内容だ。ただし国内では未発売なので言語が英語のみである点に注意。
- アーティスト: Ps3
- 出版社/メーカー: Namco Bandai Games Amer
- 発売日: 2010/11/23
- メディア: Video Game
- 購入: 3人 クリック: 36回
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あくまでも個人の感想なのであしからず。