ウィッチャー1、2【感想・レビュー】
ウィッチャー3は大ヒットのゲームオブザイヤー作品で知っている人も多いはず。今回の記事では1と2のみを取り扱う。
ウィッチャーシリーズはヨーロッパのファンタジー小説が原作で、大人向けのゲーム作品。モンスタースレイヤーであるゲラルトを主人公として物語が進んでいくアクションRPGだ。
さすが原作の小説が優れているだけあり、今シリーズのストーリーも素晴らしい。
世界観や登場人物の個性などもしっかりしていて中世ファンタジーゲームではトップクラスの出来だ。
洋ゲーらしくクエストやストーリーでの選択は自由度が高く、弱者を助けてもいいし自分の思うがままに生きるのもあり。自分の選択によって関わった人や国がどのような影響を受けたかもエンディングで明かされる。
シリーズの人気要素のひとつとしてロマンスがある。クエストの達成状況や選択肢によっては登場人物の女性と大人の関係を結んだり、後のストーリーに変化を及ぼす場合もある。
ただし1と2の問題点は戦闘システムの出来とバランスに難があるということ。アクションRPGとしてはこれは致命的だ。戦闘部分さえよければ間違いなく良作なんだが・・・。
・The Witcher
1作目は戦闘システムの出来が悪く、またバランスもよくない。タイミングよくクリックして敵を攻撃するシステムだがこれがあまり面白くない。ストーリー部分はかなりの高水準なので勿体ない。チャプター毎に登場するヒロインたちを口説くモテモテなゲラルトを演じることができるのも面白い。
日本語版はないが、PC版は非公式の日本語化パッチが配布されている。
スコア:70点(100点中)判定:佳作
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・The Witcher2
2は戦闘システムは変更され一般的なアクションRPGと同じになったので遊びやすくなり、大きく改善されたと言っていいだろう。ただしバランス面は依然として悪く、特定の印(魔法のようなもの)を使えばとても簡単になるのだがそれを使わないと無理ゲーに近くなるため、様々なスキルがあるにも関わらず誰がやっても結局同じ動きの繰り返しになってしまう。
そこに目をつむればストーリーはやはりハイレベルなので、RPGにおいてアクション部分はさほど重視しないという人はかなり楽しめると思う。
スコア:77点(100点中)判定:佳作
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3はゲーマーなら誰でも聞いたことがあるであろうGOTY受賞作。
世界中で非常に高い評価を受けている。そのうち記事にする予定なのでレビューはまたその時にでも。
ウィッチャー3 ワイルドハント ゲームオブザイヤーエディション 【CEROレーティング「Z」】 - PS4
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ウィッチャー最高!ウィッチャー成分が足りなくなってきたからもっとよこせ!という人のためにこんなものが発売された↓※入荷が遅れている店が多いらしい?
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※スクリーンショットはPC版ウィッチャー2のものです。
あくまでも個人の感想なのであしからず。