Divinity Original Sin 2【感想・レビュー】
【PC】
日本ではあまり知名度は高くないが人気RPGであるディヴィニティシリーズの最新作。※2019年10月に日本語版(PS4)が発売されました。
RPG部分は洋ゲーらしく自由度があってかなり楽しい。日本のゲームだと、建物に鍵がかかっていて誰かのお願いを聞いて開けてもらわないといけない、といった場合はそうする他ない。このゲームの場合は鍵をロックピックで開けてもいいし扉をぶっ壊してもいい。その人を騙して鍵をもらってもいいし、鍵を盗むのもあり。もちろんお願いを普通に聞いてもいいし、面倒なら殺して死体から鍵を取ればいい。ゲームの自由度の分だけ問題の解決法も自由ということだ。
気に入らない人間は全て亡き者にするという選択もアリ。こういった自由度の高さや自分の選択が世界やストーリーに反映されるのが洋ゲーRPGの魅力だと思うし、このゲームではそれをたっぷりと楽しむことができる。
戦闘はアクションポイントというのが敵も味方もターンごとに基本的に各キャラクター4ポイントずつ与えられ、そのポイントのなかで何をするか決定していくという戦略要素の高いものとなっている。使わなかったポイントはある程度まで次のターンに持ち越すことができる。この戦闘がすごく面白い。
戦い方によってすごく楽になったり、逆に格下相手でも地の利を奪われれば苦戦したりするし、戦闘を開始する状況によっても大きく変わる。魔法やアイテムで自分に有利な地形を作りだしたり、隠密状態で裏にまわって奇襲など、アイデア次第で色んな戦い方が可能だ。
魔法やスキルなどもかなりの種類と数が用意されているので自分だけのパーティを作り自分だけの戦略で戦うことができる。
パーティキャラにも主人公に対する好感度のパラメーターがあり、選択によってはロマンスに発展することも。洋ゲーらしく同性間での関係もOKだ。
2は今のところ英語版のみ。ただしPC版は非公式の日本語化パッチで快適にプレイ可能(翻訳に関わった方々に感謝)。前作はPS4で日本語版がある。戦略性の高い本格RPGが遊びたい方にはお勧めのゲーム。
※2019年10月に日本語版(PS4)が発売されました。
スコア:85点(100点中)判定:良ゲー
【PS4】ディヴィニティ:オリジナル・シン 2 ディフィニティブエディション 【CEROレーティング「Z」】
- 出版社/メーカー: スパイク・チュンソフト
- 発売日: 2019/10/31
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(↑steam版:英語版だが非公式パッチで日本語化可能)
・ディヴィニティ:オリジナル・シン
1作目。マップ構成と音楽はこちらのほうが優れている。ゲームシステムも2より遊びやすい印象で、難易度的にもこちらから始めるほうが取っつきやすいはず。
スコア:87点(100点中)判定:良ゲー
ディヴィニティ:オリジナル・シン エンハンスド・エディション - PS4
- 出版社/メーカー: スパイク・チュンソフト
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あくまでも個人の感想なのであしからず。