SEKIRO クリア後の感想
楽しかったけど・・・しんどかった・・・
このゲームはガード、弾き(ジャストガード)、ステップ、見切り(ジャストステップ)、あるいは忍具を敵の攻撃や状況に応じて使い分けるということをかなり高いレベルで行い、かつ操作ミスも限りなくゼロに近い状態であることが求められる。
ゆえに反射神経、判断力、操作テクニックが高いレベルで備わっていないとかなり厳しい。私はタイミングよくボタンを押す、というのが苦手なので弾きがうまくできない状態でプレイしていたのでものすごく苦労した。
しかしそういったことが完璧に近い状態で出来たときは脳から快楽物質がドバーッとでる。私にもそういった瞬間が何度かあった。だからアクションゲームや格闘ゲームの上級者レベルの人がやれば「もうたまらん!」って感じで中毒になるだろう。なかなかうまいデザインだと思う。
ただ突き詰めすぎて遊びの幅が狭くなっているように感じた。戦い方に制限をかけすぎるよりは自分なりの戦法でもある程度戦えるほうがゲームとしては面白いと思う。それは「そういうデザインのゲームなんで」と言われればそれまでだけど・・・楽しめる人とそうでない人をあまりにもハッキリ分けすぎているとは思う。難易度設定とかアシスト機能とかはゲームのコンセプトやデザインを考えると賛成できないけど、もうちょっとRPG寄りのほうが楽しくなったのではないかな。ここまで突き詰めるとちょっとQTEや音ゲーに近い状態になってる気がする。
ハイレベルなアクションアドベンチャーだが、あまりにも人を選ぶ仕様で上級者以外には全くオススメできない。ただしゲームの上手い人にとっては神ゲーになり得る。自分は強者だ、自分の腕前を測ってみたいという方はぜひ挑戦してみて欲しい。
スコア:80点(100点中)判定:良ゲー
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あくまでも個人の感想なのであしからず。