ダークソウルシリーズ【感想・レビュー】
明日はいよいよSEKIROの発売日。
そこで本日の記事は今やフロムソフトウェアを代表するゲームとなったダークソウルシリーズにする。
ダークソウルはその名の通りのダークな世界観と、派手さはないが堅実なアクション、高い緊張感と達成感が魅力のゲーム。
一般的には高難度と言われているし、ストーリーが弱くアクションはもっさりと言われることもある。
正直、人を選ぶゲームだ。
難易度の高さについては、確かに落下死しやすいマップや攻撃力の高い敵が多数配置されている場所、初見殺しのトラップなどは理不尽さを感じることもある。
しかし多くの場合、死はプレイヤー次第で回避できるように設計されている。不注意や判断ミスが少なくなれば死ぬ回数も少なくなる。
ストーリーが弱いと言われるのは他のゲームのようにたくさんのムービーや会話シーンを用いて世界観や物語を説明する手法ではなく、世界に散らばる断片や短い会話からプレイヤーに想像させる手法をとっているからであって決して設定やストーリーがほとんど用意されていないということではない。
想像力を働かせて世界の探索を楽しめるかどうか、というところもプレイヤー次第である。
アクションについては、最近はハイスピードで爽快感のあるアクションゲームがかなり多いのでそれらを基準に考えればもっさりになると思う。しかしコンセプトやデザインが全然違うゲームの基準で考えても意味はないだろう。
このゲームは重い鎧を着れば動きが遅くなり、軽い服ならば素早く動け、大きな武器を持てば一撃が大きく怯みにくいがスタミナ消費が激しく、小さい武器では素早く連続攻撃ができるという風に、リアルとは違うがある程度の物理法則に従うように設計されている。
どうしても合わない人はしょうがないが、たくさんある装備品の中から自分に合うものを探しながら冒険を進めるのもこのゲームの醍醐味のひとつであると思う。
ボスに関しても闇雲に戦えば苦戦するが、ごく一部を除きどうやって倒すかは決められていない。
同じ戦法で何度も挑戦するのもいいし、別の武器を使ってみたり魔法を覚えてみたりとプレイヤーが試行錯誤していくものだからこそ強いボスを倒した時に大きな達成感が得られる。
つまりこのゲームはプレイヤーに委ねられている部分が多いゲームであり、遊ぶ側が能動的にならなけれならず根気、集中力、注意力、想像力が必要。チャレンジやトライが好きな人向けのゲームなのだ。
だから合わない人にはとことん合わないかもしれない。だが一度ハマったら抜け出せなくなる魅力を持ったゲームであるのは間違いない。
まだ未経験の人は一度遊んでみてはいかがだろうか。
ダークソウル:86点(100点中)判定:良ゲー
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ダークソウル2:84点(100点中)判定:良ゲー
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ダークソウル3:92点(100点中)判定:名作
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一番のおすすめはシリーズ最新作で最後の作品である3。一番完成度が高いしシリーズ未経験者でも遊びやすい。
※スクリーンショットはダークソウル3のものです。
あくまでも個人の感想なのであしからず。