へっぽこうるたろーのゲームスコア

ゲームの感想置き場です。3月より毎週土曜日0時更新となります。

大神 絶景版(OKAMI HD)【感想・レビュー】

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PS3PS4・Switch・PC】

PS2で発売されたアクションアドベンチャーのHD版。今回プレイしたのはSteamで配信されているPC版。

 

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昔々、神木村というところでは祠に住む怪物ヤマタノオロチに毎年生贄を捧げていた。

 

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剣士イザナギと白野威(シラヌイ)と名付けられた狼の活躍によってヤマタノオロチは退治されるも…

 

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月日が流れたある日、何者かの手によって悪しき封印が解かれてしまう!!

 

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世界の危機に復活したシラヌイはなんと、アマテラス大神だった!!

 

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日本神話をモチーフとした世界観で、登場人物も神話に登場する神々や人物と同じ名前の者が多い。

 

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登場人物や演出はコミカルで楽しい。

 

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筆で描いたような独特のグラフィックはすごく良い雰囲気を醸し出している。

 

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基本的な部分は大神の持つ「筆しらべ」の能力によって問題を解決しながら先に進んで行くパズルアドベンチャー。例えば入り口を塞ぐ柵に対して横に線を引けば…

 

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柵をぶった切って先に進めるようになる!!

 

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他にも空に円を描けば太陽を出現させることができたり…

 

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爆弾で壁や床を壊したり、失われたものを修復したりなど「筆しらべ」の能力は様々。

 

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妖怪を退治しながら世界を旅して「筆調べ」の能力を取り戻そう。

 

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世界が本来の姿を取り戻していく様はなかなか美しい。

 

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人々の悩みを解決したり動物と仲良くすれば「幸玉」が出現。「幸玉」を集めれば主人公である大神の能力を強化することができるぞ。

 

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サブクエスト・イベントはかなり多く、道場で新しい技を覚えたり手配書の妖怪を倒したりなどの要素も。

 

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すふまの奥や地面の下に隠しアイテムがあったりするのも面白い。

 

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戦闘のゲームバランスはかなり簡単なほうだと思う。攻撃ボタン連打でも割とイージーだし時々筆を使って攻撃してやればさらに楽勝になる。

 

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ゲームとしてはかなり親切だと思う。時にはうっとうしいくらいに相棒(?)のイッスンが喋って教えてくれるので何をするのか迷うことはほぼない。

 

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やることが決まっているゲームなので、何をするか分からなくなったらそこから進まなくなるし、この手のゲームの場合は親切であることに越したことはない。しかしあまりにも喋るのでテンポが悪いと感じる人もいるかも。

 

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面白いんだけど、冷静に考えると基本的に一本道を進んで行って決まったことをするだけのアドベンチャーゲームとほとんど変わらないので、ゲーム性自体はあまり高くないと思う。

 

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味付けが非常に上手なのでゲーム性が低くても楽しめる感じかな。ライトなゲームが好きな人はかなりハマりそうだが、コアなプレイヤーはつまらなく感じる可能性もありそう。

 

世界観や雰囲気、ストーリーは非常に優れている。「筆しらべ」のアイデアはすごく面白いが、ゲーム性自体は高くなくベースとしては一本道の雰囲気ゲーであることは否めない。そのため内容的には賛否ありそうだ。ライトなゲームを好むプレイヤーにとってはなかなかの良作だと思うが、コア層にはダメゲーに映る可能性も高そうなので間を取って65点の佳作という評価にしておく。しかしPS2の時代にこんなアイデアや世界観を考え付くなんてスゴイなと思う。自分に合いそうだと思った人は1度はやってみる価値のある作品かと。

スコア:65点(100点中)判定:佳作

大神 絶景版 - Switch

大神 絶景版 - Switch

  • 発売日: 2018/08/09
  • メディア: Video Game
 
大神 絶景版 - PS4

大神 絶景版 - PS4

  • 発売日: 2017/12/21
  • メディア: Video Game
 
大神 絶景版 - PS3

大神 絶景版 - PS3

  • 発売日: 2012/11/01
  • メディア: Video Game
 

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ファイアーエムブレム 風花雪月【感想・レビュー】

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【Switch】

シミュレーションRPGではおそらく日本で最も有名なシリーズであるファイアーエムブレムの最新作。1990年にファミコンで第1作目が発売され、今作でなんと17作目となる。ちなみに私はFEシリーズ超初心者だ(今作が初めて)。

 

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ファイアーエムブレムと言えば敗走した味方ユニットは死亡扱いで今後は登場しなくなる仕様が有名。しかし今作ではキャラのロストがない「カジュアルモード」もあるので安心。

 

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主人公は傭兵団団長(元騎士団長)の息子or娘(男女選択可)というありがちな設定。とある村で襲われている生徒たちを助けたのが縁で学園の先生になることに。

 

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選べる学級は3つ。それぞれの級長は各国の跡取りという、これまたありがちなシチュエーション。

 

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キャラクターの数はかなり多いが、みんな個性があって魅力的だ。基本的にフルボイスなのも嬉しいところ。

 

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プレイヤーは担任の先生として、受け持つ生徒たちの学習目標を決めたり個別指導をして各科目の習熟度を上げたりしていく。

 

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生徒たちの習熟度が上がっていけばクラスチェンジのための試験を受けさせることができる。生徒=自分のパーティーなので自分の好きなように構成&育成ができるということ。

 

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学園内では生徒や他の教師と話したり、一緒に食事を取ったり、お茶に誘ったりすることができる。うまくコミュニケーションを取っていけばプレイヤーと生徒(あるいは教員)、生徒同士の支援レベル(友好度)がアップしていくぞ。

 

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重要人物でなければ他のクラスの生徒を勧誘して自分のクラスに引き入れることも可能。

 

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ちなみに今作では終盤で支援レベルがMAXのキャラとは戦後を一緒に生きる選択をすることが可能なので、恋愛ゲーム的な面もあると言っていいだろう。

 

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その他にも花や野菜を育てたり、釣りをしたり、投書された相談に答えたり、サブクエストをこなしたりなど様々な要素があるぞ。

 

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ストーリーや設定は結構良い感じだ。所々の演出になぜか手抜きの部分があったりするのは気になるが…

 

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ゲームのボリュームは結構あるほうだと思う。3つの学級+途中の選択(+キャラの個別END)で何週も遊べる仕様になっている。ただし、1つ1つのエンディングは中途半端な部分があるため、不完全燃焼感があるかも。

 

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正直、UIはちょっと見づらい&使いづらいかな。文字が小さすぎるのも難点。テーブルモードやスイッチライトでプレイするとかなりギリギリかと思う。TVモード以外では眼精疲労は必須。

 

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戦闘はユニットをグリッド上で移動させて敵と戦うオーソドックスなシミュレーションRPG。普通に武器で攻撃する以外にも魔法、戦技、計略を使用することもできるぞ。

 

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戦闘マップで時間を巻き戻すことが可能なのは良いと思う。結局のところ誰か死んだらロードする人が多いと思うので、はじめからやり直し可能にしておいたのは良い判断かと。

 

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要素が多いので初めはゴチャゴチャしている印象を受けるが、慣れてくると意外と底が浅いような印象を受けた。学園マップは1つしかなくて割と狭いし、難易度ノーマルならレベル上げは好きなだけ可能だし、支援レベルもプレゼントでいくらでも上げられる。

 

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ゲームバランスはかなり大味。一部の兵科が強すぎる気がするので、育て方も全員ほとんど同じ方向性で問題ないかもしれない。NPCの頭も悪く、与えられるダメージが0でもお構いなしに突撃してくる。

 

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兵科間の相性も気にするほどない。ゆえに防御力の高いユニットを前進させ、敵が近づいたら数人で殴るの戦術で全てクリアできてしまう。

 

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ゲーム序盤はかなり簡単。難易度ノーマルだと装備さえ揃えていればいいといっても過言ではない。味方は結構な確率で敵の攻撃を回避してくれたり、クリティカルや紋章発動で有利に戦えるのもあり、敵が弱すぎて適当に遊んでても余裕でステージをクリアできる。

 

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ゲーム後半になると名前ありのキャラは攻撃力が高く複数回攻撃をしてくるので、近づかれたら一瞬でやられることも起こってくるが、この場合も防御力の高いキャラを前進させ、近づいてきたらボコればいいだけ。

 

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なんだか死亡したらキャラがいなくなる仕様と合わない極端なバランスだ。だから巻き戻し機能を付けたのかも。まあ、カジュアルモードだと敗走してもデメリットがないため、カミカゼアタックが可能なので強敵でも何も考えずに倒すことができるが。

 

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こういうゲームバランス、仕様のため戦略・戦術といったものをほとんど考える必要がない。シミュレーションゲームとしては面白味に欠けるし、飽きやすい。

 

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本格的なシミュレーションRPGを遊ぼうと思って買うとガッカリする可能性が高い。キャラゲーとしては良作だが。

 

ストーリーや設定は良い感じ。キャラは豊富で魅力的だし、生徒を育てたりコミュニケーションを取ったりなどの部分は単純だが割と面白い。戦闘はヌル過ぎて戦術も何もなく、大味で飽きやすいため高い評価はできない。ゲームとしては底が浅い感じがした。それでも全体的なまとまりを見るとさすが任天堂というか、そこそこ遊べるゲームに仕上がっているので、ライトなゲームを好む人には良作かも。しっかりとしたシミュレーションゲームを遊びたい人は期待しないほうがいいだろう。

スコア:68点(100点中)判定:佳作

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MOTHER(MOTHER 1+2)【感想・レビュー】

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GBA

コピーライターの糸井重里氏がデザインを手がけたMOTHERシリーズの第1作目。今回プレイしたのはゲームボーイアドバンスで発売された1+2に収録されているバージョン。こちらのバージョンは海外版をベースに作られているため国内のファミコン版とはいくつか相違点があり、バグの修正やRボタンでダッシュができるようになっているなどの変更点がある。

 

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パーティー全員の名前と好きな献立を決めたらゲームスタート!!決めるのが面倒ならおまかせにもできるぞ。

 

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優しくてコミカルな独特なセンスで作られた世界観は他のゲームでは味わえない魅力。

 

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ストーリーは大筋は良いと思うんだけど説明不足なのでなぜ旅をしているのか分からないし、次はどこに何しに行くのかすら分からない場合が多々ある。

 

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戦闘はエンカウント&コマンド選択という非常にメジャーな方式。出現する敵の姿や行動は独特なセンスで面白い。

 

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世界観に反してゲームバランスは易しめではないので、きちんとレベル上げしておかないと厳しい。

 

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古いRPGではよくあることだが、エンカウント率が非常に高い。1歩ごとに敵が出たり、方向転換しただけでエンカウントしたりする。

 

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子供の頃はエンカウントが多すぎて我慢できなかったが、大人になった今なら…

 

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やっぱりエンカウントが多すぎてしんどい!!

 

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しかも新たに加入するキャラはレベル1からだし、序盤に「ずっと俺のターン!!」をしてくる敵がいたりと(とあるアイテムがないと詰む。逃走すら不可)ストレスになる要素が多い。

 

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ていうか敵が強すぎるし、リスクの割に経験値が少なくて逃げたほうがいい敵が多すぎる…その前に主人公以外のメンバーが弱すぎてまともに戦えねぇ!!

 

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あとはフィールドや通路が無駄に広いため見逃しが発生しやすく、目的の場所がどこにあるか分からずに何時間もウロウロする羽目になる点もよくない。例えば上の画面はただの一本道に見えるが…

 

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道を少し外れて上にいくと動物園の入り口が!!道を普通に歩ていると分からないという不親切さはファミコンそのまま。

 

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ダンジョンもクッソ広い…攻略サイトなしだと髪の毛が無くなってしまいそうだ。

 

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他にも不満点はあるがキリがないのでこの辺りにしておこう。世界観や雰囲気はマジで良いんだけどね…遊びづらいね。昔のゲームだからしょうがないと思える人でなければ無理かな。

 

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とりあえず音楽はすごくいい。

 

独特な世界観は現在遊んでも大変魅力的だが、エンカウント率が異常に高かったり、フィールドが無駄に広かったり、不親切な部分が多かったりと非常に遊びにくい部分は残念ながらそのまま。ゲームバランスも決して良くない。ダッシュが可能になっているので多少は快適になってはいるが、どうせならエンカウント率やゲームバランスなどの点も変更して欲しかった。MOTHERシリーズでないと味わえない魅力というものはあるが、今作はストレスもかなり多いので忍耐強い人でないとオススメはしない。

スコア:52点(100点中)判定:凡ゲー

MOTHER 1+2

MOTHER 1+2

  • 発売日: 2003/06/20
  • メディア: Video Game
 

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Hatred【感想・レビュー】

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【PC】

社会に対する憎悪を募らせた人間が銃を持って街中で暴れる(無実の人間を虐殺するのが「手段」ではなく「目的」)という過激な内容で発売前から議論を巻き起こした作品。その残虐性ゆえに一度はSteamから削除されたものの、その後再掲載されて無事に発売となった。

 

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クソみたいな人生を送ってきたために社会を逆恨みしているオッサンがいきなりキレて銃を持って街中で暴れることを決意。

 

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街に出て銃をぶっぱなせ!!

 

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ヒャッハー…あれ?なんか思ってた感じと違うな…ていうか操作性が今一つで遊びづらい。

 

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画面が白黒なうえに全体的に暗めなので非常に見づらい。敵や障害物に引っかかりやすくてイライラする。どこから撃たれているのかも分かりづらい。自分がどちらを向いているのかすら分かりにくい。

 

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市民はかなり遠くからこちらを察知するし、逃げ足も速いうえにバラバラに逃げるため(しかも意外としぶとい)、結局は追いかけて一人ずつ…になりがちなので面倒だしスッキリしない。

 

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警察や特殊部隊も結構な数が出てくるので、むしろ彼らとの戦闘時間が一番長い。難易度はいくつか選択できるが、イージーでもSWATや軍隊に囲まれたら一瞬で瀕死~死亡になるので普通に難しい。

 

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瀕死の人間を処刑することで体力の回復をするという、一風変わったシステム。これには賛否あるかと思うが、普通に時間経過で回復にしたほうがよかったかも。

 

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武器はハンドガン、ショットガン、アサルトライフルサブマシンガン、ロケットランチャーなど複数の種類があり、3種類まで持つことができる。一応、車にも乗れる。

 

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銃撃や爆発によってオブジェクトや壁が壊れていくのは視覚的にもなかなか良いと思う。もっとこういう爽快感のある要素が多ければよかったね。

 

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ステージ内のサブ目標を達成することでリスポーン(死亡時の復活)の回数を増やすことができる。これはかなり重要なのでなるべくサブ目標をコンプリートしながら進みたい。

 

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画面の見づらさと操作性の悪さで不必要に難しくなっているのもあり、一番易しい難易度(ストーリーモード)で遊ぶのがちょうどいい感じがした。

 

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武器の攻撃力が弱すぎるため、ゲームバランス的にもストーリーモードが一番マシ。イージー以上だと無駄にストレスがアップするだけだろう。

 

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ステージが進んで軍隊が出てくるようになるとストーリーモードでも一瞬で死ねるけどね…結局のところ殺されながら何度もリスポーンして強引に目標を達する単調なゲームだ。

 

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あらゆる点を改善しないと楽しいと言えるほどのゲーム体験はできない。残念ながらこのゲームで「ヒャッハー!」するのは無理だ。爽快感・ストレス解消を求めている人は避けた方がよさそう。

 

画面は非常に見づらく、操作性はイマイチ、ゲームバランスもダメ。過激なコンセプトで話題にはなったけど無理に遊ぶようなゲームでもないと思う。全く面白くないわけではなく、凡ゲーとダメゲーのちょうど境目くらいかな。セール時ならジュース代程度の価格になるし全く期待せずに買うならいいかも。ストレス目的の人は逆にイライラする可能性の方が高いので絶対オススメしない。

スコア:50点(100点中)判定:凡ゲー

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ユーラシアエクスプレス殺人事件【感想・レビュー】

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【PS】

加藤あい深田恭子榎本加奈子高田純次などの有名人が実写で多数出演している推理アドベンチャーゲーム

 

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探偵である主人公は助手の東山麻美に呼び出され、ユーラシア大陸を横断する列車に乗り込む。

 

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車内は修学旅行中の女子高生たちで溢れていた。

 

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しかし突然、列車内で殺人事件が発生!!

 

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その学校の先生の頼みにより次の駅に着くまで事件の捜査をすることになった主人公=プレイヤー。

 

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実写の車内をダンジョンRPGのような感じで移動することができる。動きはかなりもっさりだが。

 

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車内の人物に話を聞き、情報や手掛かりを集めていく。

 

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ストーリー進行も、会話も全てムービーでフルボイス。初代PSなので画質がアレなのはしょうがないか。

 

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死体に話しかけられたり、キャラの胸元や太もも辺りをアップにできたり、事件と関係のない身長・体重・スリーサイズを聞けたりなど、ところに開発者の(悪い)遊び心を感じる。

 

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客室の一つに入ると新山千春が。事件解決のためにここは詳しく調査すべきだな。

 

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事件解決のために!!

 

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詳しく!!

 

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101号室には加藤あい榎本加奈子

 

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私も野球の才能を持って生まれたかった!!

 

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それはともかく、ゲームのベース部分は全員から何度も話を聞きまくる非常に単純なサスペンスゲームなので注目すべきところはない。

 

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人物が喋ったりムービーが流れたりするのを待たなければならないので、話を聞くのに時間がかかる。

 

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チャプターによっては同じ話を何度もタイミングを変えて同じ人から聞かないといけないところもあるのだが、(攻略本・サイトを見ないとすれば)総当たりするしかないので時間がかかる分、かなり面倒。

 

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しかし、2時間という制限があるので誰にいつ何を聞くかをしっかりメモしておかないとゲームオーバーになってしまう。実は聞かなくてもいい(フラグになっていない)情報がほとんどだが、攻略本がないと分からないのでとりあえず全員から全て聞くしかない。

 

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一応、最後の推理部分だけはちゃんとしていて面白い。ただ、そこまで行くまでが面倒くさいし、ゲーム性は低いほうだと言わざるをえない。

 

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ストーリーも別に面白くないし、あの有名芸能人たちが若い頃に出ていた…という点以外はあまり見るところはない。

 

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ちなみに、ディスク4枚組だが1枚につき30分~1時間程度のボリュームしかない。ゲーム内容を考えると短いゲームで逆によかったけど。

 

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実はマルチエンディング(?)になっていて、秘書役の女性が条件によって変わったり(実は雛形あきこ矢田亜希子も出てきたりする)、友好度によって事件解決後にご褒美のキスをしてくれる女の子が違ったりする。そういう遊び心の部分は評価できる。

 

有名人が多数出演している作品というだけで、基本的にはよくある総当たりゲーム。それどころか実写ムービーにしたがために何度も話を聞いたりやり直したりするのが普通のゲームよりも面倒になってしまっている。ストーリー的にもイマイチだし、遊び心満載だが純粋に推理ゲームとしては微妙。最後の推理パートは良い感じだが、道中の面倒さが勝るので実写にしたことがアダになっている。出演者のファンなら…楽しめる可能性はある?

スコア:50点(100点中)判定:凡ゲー

ユーラシアエクスプレス殺人事件

ユーラシアエクスプレス殺人事件

  • 発売日: 1998/11/26
  • メディア: Video Game
 

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